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2007.08.09 Thu
070809-01
 

映画備忘録
 
それでもボクはやってない-レンタルDVD-№38

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この題材を2時間半の長尺で撮るコト自体が、最も勇気ある行為だと思うのです。

かなり気持ちの籠もった映画です。
でも、世にこの矛盾を訴えたい、声高に主張したい、という、単なる「気持ち」だけでは、
これだけの傑作にならなかったんじゃないかと思います。
映画として素晴らしい。作品として面白い。この点をまず一番に評価したいです。

女性の視点から見れば、ましてや実際に痴漢に遭った方からすれば、
この映画が言わんとしている事を、手放しで絶賛するのは難しい気もします。
冤罪で言われもない罪をかぶる人間がいる一方で、やはりなんの罪もない女性が被害に遭って
泣き寝入りを余儀なくされている現実もあるワケで。

ただ、今回この映画では、周防監督は本気で怒ってます。
「三権分立」なんて単語は教科書の中だけでしか目にしたコトが無い自分らにとっては、
「司法」なんぞ、単に、従わなければならない、従うしかしょうのない「お上」です。
そのお上に向かって、この監督、堂々とツバ吐いています。

ここまで作品の中で怒りを露わにする監督は、黒澤以来じゃないでしょうか。
テーマの是非より、この「怒り」が深く心に残った映画です。いい映画です。

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